リーバイス×ジョーダンを筆頭に、デニム×スニーカーの波が到来

2026年春、スニーカーシーンに新たなトレンドの波が押し寄せている。それが「デニムスニーカー」だ。リーバイスとジョーダンブランドの大型コラボレーションを皮切りに、各ブランドがデニム素材を採用したスニーカーを続々とリリース。ファッション誌やSNSでも「デニム×スニーカー」のコーディネートが急増中だ。
なぜ今、デニムスニーカーなのか?そして、どのモデルを選ぶべきなのか?2026年春夏の最新トレンドを徹底解説する。
■なぜ今「デニムスニーカー」なのか?

デニムスニーカーが注目を集める背景には、いくつかの要因がある。
▼1. レトロクラシック回帰の流れ
2026年のスニーカートレンドは「レトロクラシック」がキーワード。Business Insider Japanのスタイリスト調査によれば、ハイテクスニーカーよりも80〜90年代のレトロなシルエットが人気を集めているという。デニム素材は、まさにこのヴィンテージ感を体現する最適なマテリアルだ。
▼2. サステナビリティ意識の高まり
環境に配慮したファッションへの関心が高まる中、長く愛用できるデニム素材への注目度も上昇。特にリーバイスのようなヘリテージブランドとのコラボは、「本物」を求める消費者心理にマッチしている。
▼3. スポーツとストリートの融合
スニーカーのスポーツルーツと、デニムのワークウェアDNAが融合することで、新しいストリートスタイルが誕生。機能性とファッション性を両立させた「ハイブリッドシューズ」のトレンドとも合致する。
▼4. 経年変化を楽しむ文化
デニムならではの色落ちや風合いの変化を楽しめるのも魅力。育てる楽しみがあるスニーカーとして、コレクター心をくすぐる要素が満載だ。
■2026年春注目のデニムスニーカー5選
【1】Levi’s × Nike Air Jordan 3 “Denim Pack”
価格:34,430円(税込)
発売:2026年2月21日

2026年のデニムスニーカートレンドを牽引する最注目コラボ。リーバイスとジョーダンブランドが8年ぶりにタッグを組み、Air Jordan 3を大胆にリメイク。
▼展開カラー(日本)
・RIGID:インディゴデニム × ブラックエレファントプリント
・BLACK:ブラックデニム × シボ感レザー
・Year of the Horse:エクリュデニム × ポニーヘア
起毛感のあるヌバック調デニムをアッパーに採用し、ヒール部分にはリーバイスの象徴である赤いタブを配置。特にYear of the Horseは、ジャカード織りのヒールタブや特別なソックライナーを装備した、最もプレミアムな仕上がりだ。
前回2018年のAir Jordan 4コラボは即完売し、現在も高値で取引される人気モデル。今回も同様の展開が予想されるため、早めの準備が推奨される。
【2】Levi’s × Nike Air Max 95 “Denim Pack”
価格:26,400円(税込)
発売:2025年7月発売済み(継続販売中)

Air Max 95の誕生30周年を記念した特別コラボ。14オンスのデニム素材をエアマックス95特有のレイヤードパネルに大胆に採用している。
▼展開カラー
・Denim Blue:ウォッシュ加工インディゴデニム × ガムソール
・Ecru:エクリュデニム × マットホワイト × ガムソール
・Black:14オンスブラックデニム × ワントーン仕上げ
右足のスウッシュ下にリーバイスのレッドタブ、限定仕様のレッドインソール、レザーパッチなど、細部までこだわり抜かれたディテールが魅力。デニムの風合いとワークウェアのタフネスを兼ね備えた、実用性の高い一足だ。
【3】NIGO × Nike × Levi’s Air Force 3
価格:未発表
発売:2025年10月発売済み(再販の可能性あり)

HUMAN MADEを手がけるNIGOが仲介する形で実現した、三者コラボレーション。Air Force 3のローカットモデルをベースに、デニムとスエード素材を組み合わせた贅沢な仕様。
ウォッシュドデニムとリジッドデニムの2タイプを展開。エイジング加工を再現したウォッシュド版は、ヴィンテージデニムの風合いを忠実に表現している。NIGOらしいクラフトマンシップが光る、アーカイブ価値の高いモデルだ。
【4】ウィメンズ エア マックス エクシー *486WORKBL/M GO
価格:12,100円前後(税込)※参考価格
発売:継続販売中

デニム素材の Air Max Exceeに合わせて、
ボヘミアンムードを感じるブラウンワントーンコーデ。
カジュアルなAir Maxとメンズライクなオーバーサイズアウターに、
小花柄のキャミソールとフリルミニを合わせて、甘さをひとさじプラス
【5】Converse Chuck Taylor All Star “Denim”
価格:7,700円〜9,900円(税込)※参考価格
発売:定番商品として継続販売

デニムスニーカーの元祖とも言える存在。コンバースは長年にわたり、様々なデニムバージョンをリリースし続けている。
ハイカットとローカット、インディゴからブラック、ホワイトデニムまで豊富なバリエーションが魅力。価格も手頃で、デニムスニーカー初心者にも最適。色落ちや経年変化を最も楽しめるモデルの一つだ。
春の定番デニムパンツとのデニムonデニムコーデや、ワンピースに合わせたカジュアルダウンなど、スタイリングの幅が広いのも人気の理由だ。
■デニムスニーカーのスタイリング術

デニムスニーカーは一見合わせにくそうだが、実は非常に汎用性が高い。2026年春夏のトレンドスタイリングを紹介しよう。
▼1. デニムonデニムの王道スタイル
「デニム×スニーカー」のコーディネートは2026年も大人の定番。Precious.jpの海外スナップ特集でも、ファッショニスタたちがこぞってこのスタイルを披露している。
ポイントは、デニムのトーンを変えること。ライトブルーのデニムパンツにインディゴのデニムスニーカー、または逆のパターンで濃淡をつけると、こなれ感が出る。
トップスはシンプルな白Tやニットで抜け感を出すのが◎。ビーニーやサングラスでエッジを効かせれば、リラックスしながらもスタイリッシュな着こなしが完成する。
▼2. モノトーンコーデのアクセントに
ブラックデニムスニーカーは、オールブラックコーデのアクセントとして最適。革靴ほどフォーマルすぎず、通常のスニーカーよりも上品。
スラックスやテーラードジャケットと合わせれば、きれいめカジュアルの完成。デニムの質感が程よいカジュアルさをプラスし、堅苦しくなりすぎないバランスを保ってくれる。
▼3. 春らしいカラーアイテムと
SPURの2026年春夏トレンド特集によれば、「カラーブロッキング」が大きなトレンドとなっている。デニムスニーカーのブルーやエクリュカラーは、春らしい明るい色味のトップスと相性抜群。
イエロー、ピンク、グリーンなどの春色ニットやブルゾンに、デニムスニーカーを合わせれば、季節感満点のスタイリングに。足元に適度な重厚感があることで、全体が浮つかずバランスが取れる。
▼4. ワンピース×デニムスニーカーの抜け感コーデ
女性におすすめなのが、ワンピースとデニムスニーカーの組み合わせ。フェミニンなワンピースに、あえてカジュアルなデニムスニーカーを合わせることで、リラックスした雰囲気に。
特にマキシ丈のワンピースには、ローカットのデニムスニーカーがベストマッチ。足元が重くなりすぎず、歩きやすさも確保できる。
■経年変化を楽しむためのケア方法

デニムスニーカーの醍醐味は、履き込むことで生まれる経年変化だ。美しいエイジングを楽しむためのケア方法を紹介しよう。
▼基本のお手入れ
- 定期的なブラッシング:柔らかいブラシで表面のホコリを落とす
- 部分洗い:汚れがひどい箇所は、中性洗剤を薄めた水で優しく拭く
- 陰干し:直射日光は避け、風通しの良い場所で乾燥させる
▼色落ちを楽しむなら
あえて洗わずに履き込むことで、自然な色落ちパターンが生まれる。ただし、定期的な陰干しで湿気を飛ばすことは忘れずに。
▼長持ちさせるコツ
デニムは水に弱いため、雨の日の着用は避けるのがベター。防水スプレーを使用する場合は、デニム用または色落ちしにくいタイプを選ぼう。
■過去のデニムスニーカーコラボの歴史

実は、デニムスニーカーの歴史は意外と古い。主要なコラボレーションを振り返ってみよう。
▼2008年:Levi’s × Nike Air Jordan 1
デニムスニーカーブームの先駆けとなった記念碑的コラボ。現在もプレミア価格で取引される。
▼2012年:Levi’s × Nike SB Dunk
スケートボードカルチャーとデニムの融合。リジッドデニムを採用し、履き込むほどに味が出る仕様が話題に。
▼2018年:Levi’s × Nike Air Jordan 4
色落ちを楽しめるデニム素材が大きな話題を呼んだ。ブルー、ブラック、セイルの3色展開で、現在も400〜800ドルで取引される人気モデル。
▼2019年:Levi’s × Nike Air Force 1 “Nike By You”
カスタムサービスとして展開。自分だけのデニムスニーカーを作れるとあって、大きな反響を呼んだ。
▼2025年:Levi’s × Nike Air Max 95
Air Max 95の30周年を記念したコラボ。デニムとエアマックスの融合が新鮮と評価された。
▼2026年:Levi’s × Nike Air Jordan 3
最新作。過去最大規模のカプセルコレクションとして展開され、デニムスニーカートレンドの決定版となった。
■他ブランドの動向
リーバイス×ナイキ以外のブランドも、デニムスニーカーに注目している。
▼Vans
Old SkoolやEraなどの定番モデルで、デニムバージョンを継続的にリリース。スケートカルチャーとデニムの親和性は高い。
▼New Balance
990シリーズや574などで、デニム素材を採用したモデルを展開。上品な仕上がりが大人のカジュアルスタイルにマッチ。
▼Puma
2026年春のPROJECT PUMA PLUS.では、デニムジャケットとのセットアップを提案。スニーカー自体はデニムではないが、デニムとの親和性を意識した展開だ。
■デニムスニーカーの購入ガイド
デニムスニーカーを購入する際のポイントをまとめた。
▼サイズ選び
デニムは伸縮性が低いため、通常のスニーカーより0.5cm大きめを選ぶのが無難。特に幅広の足の方は要注意。
▼カラー選び
初めてのデニムスニーカーなら、インディゴブルーかブラックがおすすめ。どんなコーディネートにも合わせやすく、失敗が少ない。
▼予算
エントリーモデル:7,000円〜10,000円(Converse、Vansなど)
ミドルレンジ:15,000円〜20,000円(adidas、New Balanceなど)
ハイエンド:25,000円〜35,000円(Nike×Levi’sコラボなど)
▼購入タイミング
人気コラボモデルは即完売が予想される。事前抽選には必ず参加し、SNKRSでの発売日には開始時刻にスタンバイを。
▼真贋チェック
人気モデルは偽物も出回る。購入は公式サイト、または信頼できるリセールショップで。デニムの質感、ステッチの細かさ、ブランドロゴの位置などを確認しよう。
■2026年春夏、デニムスニーカーは「買い」なのか?

結論から言えば、2026年春夏のデニムスニーカーは「買い」だ。その理由を整理しよう。
▼トレンド的観点
レトロクラシック回帰の流れに完全にマッチ。2026年春夏のキーアイテムとして、各ファッション誌でも取り上げられている。
▼実用性
デニムは丈夫で長持ち。しっかりケアすれば数年は履ける。経年変化を楽しめるため、コストパフォーマンスも高い。
▼スタイリングの汎用性
カジュアルからきれいめまで、幅広いスタイルに対応。一足あれば着回しが効く。
▼投資価値
特にLevi’s×Nikeのようなコラボモデルは、将来的にプレミア価格がつく可能性も。ファッションアイテムとしてだけでなく、コレクターズアイテムとしての価値もある。
ただし、注意点もある。デニムスニーカーは水に弱く、雨の日には向かない。また、フォーマルな場には不向きなので、TPOをわきまえた着用を心がけたい。
■最後に:デニムスニーカーで春を楽しもう
2026年春、デニムスニーカーは単なる一過性のトレンドではなく、ファッションカルチャーの新たな潮流となりつつある。リーバイスとジョーダンブランドの大型コラボは、その象徴的な出来事だ。
デニムというワークウェアの象徴と、スニーカーというスポーツカルチャーのアイコンが融合することで生まれる、新しいストリートスタイル。それは機能性とファッション性、実用性とコレクター性を兼ね備えた、現代のライフスタイルに最適なフットウェアと言えるだろう。
あなたも今春、デニムスニーカーで新しい自分のスタイルを見つけてみてはいかがだろうか。履き込むほどに愛着が湧き、あなただけの一足へと育っていく。それがデニムスニーカーの最大の魅力なのだから。
[関連リンク]
・Levi’s公式サイト:https://www.levi.jp/
・SNKRS:https://www.nike.com/jp/launch
・スニーカーダンク:デニムスニーカー検索ページ
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※価格・発売日は変更になる場合があります
※最新情報は各公式サイトをご確認ください
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